PDCAはマネジメントの基本知識です。

PDCAとは次の4つになります。

・Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
・Do(実施・実行):計画に沿って業務を行う。
・Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する。
・Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする。

これらは、品質管理を構築した、
ウォルター・シューハート、エドワーズ・デミングらが提唱しました。

この4段階を順次行って1周したら、
最後のActを次のPDCAサイクルにつなげ、
螺旋(らせん)を描くように1周ごとにサイクルを向上(スパイラルアップ)させて、
継続的に業務改善させるのです。

PDCAがうまくいかないのは、
一回で終わってしまってスパイラルアップをしていないケースが大半です。

どのようなことも一回でうまく行くことはありません。
何度でも繰り返しが必要なのです。

一般的にはC(点検・評価)の時間を十分に取っていないケースがほとんどです。

そのようなことも踏まえてデミング博士は、
『PDCAにおけるCheckを単なる「点検・評価」に終わらせてしまってはならない、
深く考察し、反省し、学び(Study)、共有する事こそが、
次のAct(処置・改善)に繋がる』というPDSAサイクルを提唱しています。

学び(=振り返り)の時間を充分に取ることを計画しておくのが、
PDCAをうまく活かすコツです。

そして、中小企業でPDCAが失敗する最大のケースは、
Pに時間を取りすぎてDが遅れることがあります。

計画だけで行動しないケースもあるのです。

それを避けるためにDCAP(デーカップ)を勧めるコンサルタントが増えています。
私も共感しています。

まず、動いてみることです。
やってみたらわかることがたくさんあります。

それを参考にして、CAPを回していくのです。

メーカーの製造部門の中で“アジャイル”が尊重される時代になりました。
だいたいの仕様と要求で動き出す方法です。

開発途中に仕様や設計の変更があるという前提です。

これもDCAPの1つの事例です。
思いついたらやってみるという、
柔軟な発想がないと生き残っていけない時代が来ているのです。

藤咲