GROWモデルのマネジメント活用!

GROWモデルを企業研修で教えています。
次の四つの順番で質問をすると自動的に答えを導き出すことができる実習で教えているのです。

・Goal  【期待する成果は何か】
・Reality【現状はどうか】
・Options【行動の選択肢は何か(考え、実行)】
・Will 【意志を確認する】

具体的には次の質問をしていきます。

Goal 【期待する成果は何か】

・○○になるように期待しています
・6ヵ月後に、どんな状況になりたいですか
・どんなことを期待されていると思いますか
・その目標は、・Must(必達目標)になりますか
・Want(チャンレンジ目標)になりますか
・一緒に、目標を達成しましょう

Reality【現状はどうか】

・○○は、どのような状況ですか
・もう少し、○○について聴かせて下さい
・今、チャレンジしているものは何ですか
・○○へのチャレンジは、どのような状況ですか
・何が障害になっていますか
・障害を取り除くためにどうすればいいと思いますか

Options【行動の選択肢は何か(考え、実行)】

・○○を達成するためには、どうすればいいと思いますか
・案を3つほど上げてみませんか
・ほかに、新しい案がありますか
・その案を実行の観点から検討しましょう

Will 【意志を確認する】

・ 具体的には、いつまでに、何を、どう実行しますか
・ いつから始めますか
・ 次のミーティングまでに達成したいことは、どのようなことですか
・ 達成した状況を想像してみて下さい

 

質問の項目は相手に応じて変化させます。
最終的には、○○したい、○○するという本人の意志(コミットメント)を引き出します。

そして、この質問はセルフコーチングでも活用できます。
例えば、簡単セルフコーチングのパターンは次のようになります。

ある特定な問題に絞ります。
例えば、企業研修講師として成功したい人がいるとします。
その人が自分に対して次の質問をしていくのです。

① 6カ月後にどんな状況になりたいですか
② 今は、どんな状況ですか。
③ それを達成するためにはどうすればよいと思いますか。

案を三つほど上げてみませんか。新しい案がありますか。

④ いつから始めますか

試しに上記の例で、
自分自身にセルフコーチングをやってみると効果があることが分かるでしょう。

ところで、問題解決には解決志向と問題志向があります。
「問題志向」とは問題の原因を特定して、それを取り除くアプローチのことです。

「解決志向」とは望む状況や姿を明確にし、
それを達成しようとするアプローチです。

「問題志向」と「解決志向」どちらが良いのかというのは、
起こっている問題や悩みの質によって異なってきます。

例えば製品の不良や仕事における業務マニュアルの見直しなどは、
「問題志向」が適しています。

一方、人の問題は「解決志向」でアプローチした方がうまくいきます。

GROWモデルは解決志向の問題解決法です。
理想の未来をイメージして、どうしたらそれが実現できるかを考えるのが前提だからです。

そして、この方が人の問題はうまく解決できるのです。

藤咲